看護師の失業保険

ここ青森では、通常、自分の事情で退職したり、職場の事情などでやむを得ず解雇された場合などは、失業することとなり、近くのハローワークに離職票などの必要書類を持っていき、失業保険の手続きをします。全国的に、同じようなものだと思います。
この失業保険は次に仕事が決まるまでのつなぎ的な役割を果たす補助で、失業保険を受給するためには次の仕事を探しているということが条件になっています。
看護師も専門性の高い仕事ですが、失業すると、失業保険を受給することが出来ます。
看護師の求人はハローワークにはほとんどありませんが、受給するために必要な次の職場を探しているという意思を伝えるためにも、ハローワークにも求職の申込みを行っておきましょう。
また、失業保険を受給できる期間を算定するために、申込みの際、失業に至った理由などを聞かれることがあります。
たとえ職場に大きな不満を抱えて退職したのだとしても、ここで前の勤務先の愚痴や悪いところなどを発言してしまうと、次の求職活動などにも支障をきたす場合もあるので注意が必要です。
病院では週に20時間以上勤務する看護師についてやアルバイトなどの非常勤であっても雇用保険をかけることが義務付けられていますので、週20時間以上働いていれば失業保険を受給できます。
病院側の事情で解雇させられた場合、退職7日後から失業保険を受けることが出来ますが、自分の都合で退職した場合は退職後7日間からさらに3ヶ月間は受給することが出来ません。
又、問題などを起こして懲戒免職などになった場合や、勤務期間が1年に満たない看護師は受給することが出来ません。
1回目の失業保険認定日からは、原則4週間ごとにハローワークへ行き、求職の状況などを報告しなくてはなりません。
このとき、再就職できたのにまだ出来ていないなど虚偽の報告を行うと、貰った失業保険の一部、又は全額を返還しなくてはいけないなどの措置がとられます。
認定時には今の自分の状況を正直に伝えるようにしましょう。
失業保険は退職後1年以上放置して置くと、受給が出来なくなりますので、早く次の職場を探すためにも早めに申込みを行うことが大切です。
何よりも一番いいのは、失業保険を受けるまもなく転職先が見つかることです。